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新型インフルエンザは、低学歴者ほど重症化しやすい - 暇つぶし2ch1:変態仮面アマゾン(二代目 山城新伍)φ ★
09/11/17 07:38:45 0
Science Dailyが伝えるところによると、ニューヨーク
市立ハンター大学のジェニファー・ダウド准教授(疫学・生物統計学)
とミシガン大学公衆衛生大学院のアリソン・アイエロ准教授(疫学)
は共同研究の結果として、「低学歴者ほど、新型インフルエンザ(H1N1)
を患いやすく、ワクチンが効きにくい」可能性を示唆している。

学歴と、新型インフルエンザへの罹りやすさ、ワクチンの効き目にいったいどういう
関係があるのかと訝る向きもあろうかと思われる。両准教授が実施したのは、
新型インフルエンザそのものに関する調査ではなく、サイトメガロウイルス(CMV)
と呼ばれる別のウィルスに関する調査である。

ヘルペス属のウィルスであるCMVは決して珍しいウィルスではなく、
実際にはわれわれの多くが既に感染している。
米国では40歳までに50~85パーセントの人が感染すると言われている。日本では、
妊娠可能年齢の女性を対象とする調査で、70パーセントの人に感染が見られる。
だが、CMVに感染していても、免疫系が正常に機能し、CMVをコントロールできている
限りは無症状である。

両准教授は、青年層を対象として、CMVの感染状況とCMVをコントロールする能力を
調査した。これまでにも高齢者を対象として同様な調査が実施されたことがあり、
学歴の低い高齢者ほど、CMVをコントロールする能力に劣っているとの所見が
得られている。しかし、両准教授によれば、青年層を対象とする調査は今回が世界で
初めての試みだったという。

CMVをコントロールする能力に劣っていると、
発熱、倦怠感、腸炎など、さまざまな症状が出る。
症状が出るたびに血中のCMV抗体レベルが高くなる。これまでの調査により、
CMV抗体レベルの高い高齢者は、新型インフルエンザなどの新型感染症に
罹患しやすく、ワクチンに対する免疫系の反応が妨げられる
傾向があることがわかっている。

今回、両教授が実施した研究の結果、高齢者に限らず、社会経済的地位の低い
成人はあらゆる年齢層において、感染と戦う免疫力に
劣り、インフルエンザ・ワクチンが効きにくい可能性が示唆されたという。

この研究では、学歴の低い人ほど“免疫力の老化”が早いことがわかっている。
高卒以上の学歴を持つ人と比べると、学歴が高卒未満の人は15歳ないしは20歳も
免疫力の老化が進んでいるという。(注:スコットランドで行われた調査では、
貧困地区に暮らす人は一般の人に比べて肉体的老化が15歳も早いとする所見が得られている)。

「私たちの研究結果は、CMVを制御する能力が収入と教育レベルによって異なることを
示しています」ダウド准教授は言う。「これは、
従来より大幅に低い年齢層にも当てはまります。つまり、
(収入と教育レベルが低い人たちは)あらゆる年齢層にわたって、
新型インフルエンザなどの新型感染症に罹患しやすいのではないかと考えられます」

「CMVは(いったん体内に入り込むと)消え去ることなく、潜在的な状態で残存します。
一般に健康な人でも、CMVの活性が周期的に高まります。
こういったことから私たちはCMVに注目しました」アイエロ准教授は言う。
「CMVに対する免疫反応は、免疫系変化全般のマーカーとなりうるものであり、健康上の
リスクの重要な指標となります」

ダウド准教授によれば、収入と教育レベルの低い人は、おそらくストレスが引き
金となって免疫制御が失われやすい。免疫系の働きが弱まると、
CMVだけでなく、あらゆる感染症に罹患するリスクが高まる。
「人々が不況に苦しむほど、こういった病気にかかるリスクが高まっていく
可能性があります」と彼女は言う。

URLリンク(rate.livedoor.biz)



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