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教師にしかられたことなどが原因で子どもが自殺するケースについて、広く実情を
知ってもらおうという集いが3日、東京で開かれました。
この集いは、自殺した子どもの遺族とその支援にあたっている弁護士が開いたもので、
およそ50人が参加しました。
集いでは、埼玉県の井田紀子さんが高校生の息子が、カンニングを疑われて教師に
指導を受けたあと自殺したという体験を語り、「同じようなことが起こらないようにするためにも、
こうした事実を広く知ってもらいたい」と訴えました。
教師にしかられたことなどが原因で子どもが自殺したケースは、文部科学省が各学校を通じて
行っている調査では、平成8年以降、1件も報告されていません。
しかし、遺族らの支援を続けているNPOには、こうしたケースについての相談が毎年のように寄せられ、
平成8年以降、およそ20件に上っているということです。主催者の1人で弁護士の杉浦ひとみさんは
「教師の指導による自殺は生徒同士のいじめと違い、遺族が声を上げにくく、学校側も事実を
隠そうとするケースが多いことなどから、これまでほとんど表面化していない。
こうしたケースを知ってもらうことが再発防止の第一歩だと思う」と話していました。
ソース:NHK首都圏のニュース
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