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民主党が新人を大動員、「応援団」ヤジかき消す
11月3日13時8分配信 読売新聞
衆院第一委員室の議員用傍聴席を“占拠”したのは民主党の新人議員たちだった。
2日に始まった衆院予算委員会での論戦に、政府側の応援団よろしく、党国会対策委員会の指示で
動員されたのだ。
議員傍聴席は与野党双方の委員席の後方に約10席ずつ、計約20席分ほど用意され、
従来は与野党それぞれが分け合う暗黙の了解があった。それが、この日はそのほとんどを
民主党新人が確保。自民党側は「傍聴できない」と抗議したが、明確な決まりがあるわけでなく、
押し切られた。新人たちは首相や閣僚の答弁の度に拍手や歓声を送り、野党側のヤジをかき消した。
先の衆院本会議での代表質問でも同様の光景が見られたため、質問に立った自民党の
加藤紘一・元幹事長は「代表質問の時から後ろで機関銃のような拍手。あれ以来、
民主党の議員の顔が見えなくなった」と、この演出を酷評。もっとも、動員された側からも
「こんなことで呼び出されるなんて……」とぼやき声が漏れていた。
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