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鬼北町近永の奈良川河川敷で１８日、秋の恒例イベント「でちこんか２００９」 があり、
名物のジャンボ「キジ鍋」＝写真＝
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が作られ、家族連れら２５００人に無料で振る舞われた。
「でちこんか」 は「出てきませんか」 という南予の鬼北地方の方言。 キジ鍋は直径約２メートルの大鍋に、
町特産のキジ肉約６０キロとダイコンやニンジン、ハクサイ、豆腐、コンニャクなどを入れ、約２時間かけて煮る。
町商工会青年部や女性部の約３０人が調理を担当し、午前１１時ごろからイベントの参加者らに配り、
昼過ぎには大鍋が空っぽになる人気ぶりだった。
河川敷には特設ステージが設けられ、約９０軒もの露店がずらりと並んだ。 アユの塩焼きやシイタケ、
チリメンジャコなどの山海の幸のほか、北宇和高校生徒が栽培した葉ボタンやパンジー、ビオラなどの草花も販売。
川を仕切ってマスやアユのつかみ取りなどもあり、大勢の人でにぎわった。
[朝日新聞：愛媛版]2009年10月19日
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