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高松市の薬局を訪れた７０歳代の女性が、別の人に処方された糖尿病などの薬をまちがって渡され、
その後、低血糖の状態になって入院していたことがわかりました。保健所では、女性がこの薬を
飲んだ可能性が高いとしています。
薬をまちがって渡したのは、高松市にある「栗林公園前薬局」です。高松市保健所や薬局を
経営する会社によりますと、「栗林公園前薬局」では、今月８日、薬剤師が、５０歳代の男性患者に
処方した糖尿病や高血圧などの薬４２日分、８４袋を、まちがって別の女性に渡していました。
薬局がこの女性をさがしていたところ、１２日になって「近所の人が救急車で病院に運ばれた」と
いう匿名の電話が寄せられ、間違って薬を渡されたのは高松市に住む７６歳の女性とわかりました。
女性は、今月１０日の夕方に、頭痛などとともに意識がもうろうとする低血糖の状態になって
入院したということで、現在は意識があり容体は安定しているということです。
女性の自宅にあったまちがえて渡された薬のうち、血糖値を下げる薬など６袋がなくなって
いたことや女性の症状などから、保健所では、この薬を飲んだ可能性が高いとしています。
記者会見した、薬局を経営する「かがわ保健企画」の柏典男専務は「大変なご迷惑をおかけし
心からお詫び申し上げます。今後は、名前の確認などを徹底し、再発防止に努めます」と話しています。
ソース：NHK香川のニュース
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
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