09/10/12 18:14:25 0
男子ゴルフの人気者、石川遼選手(18)を取り巻く観客のトラブルが続発している。
マナー違反の写真撮影や携帯電話の使用。大移動する人波に押されてけが人が
出る騒ぎも。コースには制服姿のガードマンも登場し“厳戒態勢”が敷かれた。
9月24日から27日まで、京都府城陽カントリークラブで行われた「パナソニックオープン」。
男子ツアーの京都初開催ということもあり、ゴルフ観戦に慣れていない観客が多かったことも
あるが、マナーの悪さが目立った。
携帯カメラの撮影音を鳴らしたり、禁止されているビデオカメラで堂々と撮影する
不心得者もいた。石川自身がプレーを途中で止め「カメラ、やめてください」と注意する
場面もあった。さらに石川がホール間を移動すると、石川に握手を求めたり、肩や背中に
触ろうとし、ある男性は注意されると「何であかんねん」と逆ギレする始末。
石川が先にホールアウトすると、ほかの選手がプレー中でもぞろぞろ動きだすなど、
マナーの悪さばかりが目立った。大混雑に巻き込まれて転倒した81歳の女性ファンが
足首を骨折、救急車で運ばれる事故も起こった。
石川の組には、大会途中から制服のガードマン2人がつき、ものものしい雰囲気になった。
10月29日に開幕するマイナビABCチャンピオンシップ(兵庫県ABCGC)では、
石川の組には4日間とも制服のガードマンがつく異例の警備強化が予定されている。
著書に「遼、走る-石川少年マスターズへの道」(元就出版社)があるゴルフ評論家の
早瀬利之氏(68)は「観客が増えるのはゴルフ界にとってもいいことだが、最低限の
マナーは守らないといけない。制服のガードマンはマナー違反を防ぐ“抑止力”となるだろう。
海外では制服の警官がコースにいることも珍しくない」と話していた。(出崎敦史)
■“盗聴”未遂 2007年6月の関東アマ選手権で、テレビ局が石川の同伴選手に
小型マイク装着を頼んだが、失敗。さらに無断でヘリコプターを飛ばしてプレーを妨害した。
テレビ局側は関東ゴルフ連盟に謝罪した。
■初の関西フィーバー 石川のプロ転向後の関西初登場となった08年4月の
つるやオープン(兵庫県山の原GC)は前年の2倍以上の観客が殺到し、坂道を
歩いていた女性客が転倒、骨折して救急車で運ばれた。
■爆弾予告 08年11月、カシオワールド(Kochi黒潮CC)で「会場に地雷を埋めた」と
脅迫電話があり、石川は制服のガードマンが警備する中でラウンドした。
■相手ミスに拍手 石川が今季2勝目を挙げた8月のサン・クロレラ・クラシック(北海道小樽CC)で、
石川と優勝を争っていたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)がバーディーパットをはずすと、観客から
拍手が起こった。露骨な石川びいきにジョーンズは複雑な表情だった。
ソース(MSN産経ニュース):
URLリンク(sankei.jp.msn.com)