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【異論暴論】正論11月号 心が折れてしまったら…
■くよくよするなよ
市井の人々に取材して、その人生を温かな目で切り取るノンフィクションコラムで
知られる上原隆氏の連載「くよくよするなよ」が始まった。「この連載のテーマは、
心が折れてしまったとき、人はどのように立ち直っていくのだろうか、ということ。
タイトルはボブ・ディランの曲名からちょうだいしました」と上原氏。
第1回は「ずっと母を殺したかった」。アルコール依存症の母を持った男性の物語だ。
「ものごころついたころから、母はアル中でした。夕方の5時か6時になると飲み出すんです。
コップに半分飲んだだけで、人間がグシャグシャになり、台所にへたり込んで、
わけのわからないことをつぶやきはじめるんです」。
中学3年のときに自分が在日朝鮮人であることを知った男性は、すべてから逃げ出すように
受験勉強に打ち込み、有名大学の付属高校に合格する。ところが鬱病(うつびょう)にかかり
高校を中退、定時制に入り直すが自殺を図る。30歳の現在、男性はあるNPO法人で働いている。
上原氏は男性に寄り添いながらその半生に耳を傾けてゆく。
ソース:MSN産経ニュース
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