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法人税約８７００万円を脱税したとして、大阪国税局が法人税法違反容疑で
亜鉛販売「大阪亜鉛工業」（大阪市）と林昭宏社長（７１）を大阪地検に
告発していたことが、２８日分かった。追徴税額は約１億２千万円で、
同社は既に修正申告し全額納付済みという。
関係者によると、同社はトタン屋根のメッキ加工に使う亜鉛製品などを製造、販売。
商品を期末棚卸し高から除外し経費を過大計上したほか、
辞めていない従業員への退職金を計上するなど、
２００６年１１月期までの２年間で計約２億８千万円の所得を隠した。
中国特需の影響で非鉄金属市場は高騰。同社は約４３億円だった０５年１１月期の売上高を、
翌年同期は約９３億円に倍増させた。林社長は「良い相場は長く続くものではなく、
業績不振時のため金を蓄えておきたかった」と話しているという。
ソース：47NEWS 2009/09/29 03:07 【共同通信】
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