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◆踏切内の２歳女児あわや、倒れた上を電車通過
２１日午前８時４５分頃、長野県須坂市小山の長野電鉄屋代線の踏切内に、
女児（２）が立っているのを上り電車（２両編成）の運転士が気付き、急ブレーキをかけた。
電車は、直前で伏せた女児の上を約１・３メートル通過して停車。
女児は車体の下に潜り込み、額にかすり傷を負っただけで済んだ。
乗客約２０人にもけがはなかった。
停車時、先頭の車軸は、女児まで十数センチに迫っていた。
須坂署の発表によると、現場は遮断機のない踏切。女児は、母親と
近くの祖父の家に遊びに来ていたが、目を離したすきに一人で外出し、
踏切内に入ったらしい。
母親が付近を捜していたところ、電車が警笛を鳴らしながら急停車。
電車の下からはい出てきた女児を運転士が抱きかかえ、母親に手渡した。
女児は「電車が来たので倒れた」と話しているという。電車は現場に約３０分停車した。
読売新聞 2009年9月21日
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