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『民営化象徴』また傷 参院選前後相次ぐ失態 『緊張感足りない』
ゆうちょ銀行で十二日起きた大規模なシステム障害は、同じ日本郵政グループの郵便事業会社で
三十四万個を超す宅配便「ゆうパック」の遅配があった直後だけに、不手際が相次ぐ日本郵政には
利用者の厳しい目が注がれることになりそうだ。
「社長をトップに対策本部を立ち上げた。二次災害が起きないよう万全を期す」。十二日夕、記者会見
したゆうちょ銀幹部は早期の情報公開、対処を強調した。遅延を起こしながら三日間も事実を公表せず
批判を浴びたゆうパックの失敗を教訓にした。
障害が起きた取引システムは、全国の金融機関との間で送金が可能になる「全国銀行データ通信システム」で、
二〇〇九年に接続された。郵便貯金が官業を脱し民営化されたことを象徴する自慢の設備だった。
一方、一日に遅配が発生したゆうパックも、当初の狙いは日本通運の宅配便「ペリカン便」との統合に
よる規模拡大で、こちらも民営化のシンボルだった。
二つのトラブルは偶然にも参院選の前後に起きた。あるグループ会社の元取締役は「郵政再国有化の流れの
中で、従業員の緊張感が緩んでいるのではないか。選挙に力を入れすぎていた可能性もある」と批判した。
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