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全国で初めて強盗殺人事件を審理する裁判員裁判で、和歌山地方裁判所は
被告の男に無期懲役を言い渡しました。これまでの裁判員裁判で
最も刑の重い判決となりました。
和歌山市の無職・赤松宗弘被告(55)は、隣の家に侵入し金品を盗んだうえ、
帰宅した恩知靖子さん(当時68)の首を絞め殺害した強盗殺人の罪に問われていて、
検査側は「残忍な犯行で、厳しい処罰が必要」として無期懲役を求刑していました。
一方、弁護側は「被告の殺意は突発的で反省している」と懲役25年を主張していて、
裁判員が刑の重さをどう判断するかが焦点となっていました。
16日の判決で和歌山地裁の成川洋司裁判長は
「パチンコで浪費したあげく犯行に及び、奪った貴金属を金に換え、
再びパチンコに行くなど悪質な犯行だ」と指摘し、
無期懲役を言い渡しました。
閉廷後に会見した裁判員は「素人の自分たちが量刑を決めていいのかという疑問は今も残るが、
一般人の意見も取り入れて評議ができて、意義はあったと思う」と話しました。
ソース:関西テレビ ( 2009/09/16 19:50 更新)
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