09/09/14 21:34:42 0
>>1の続き
里子として迎えられた教員の家庭で起きた悲劇。
県内でも子供が犠牲になる虐待事件は後を絶たない。
県こども家庭課によると、県内の昨年度の虐待に関する相談件数は287件。
07年度の195件、06年度の220件と比べて増加。逮捕に至った重大事案は
今年5件(8月末現在)で、昨年1年間の4件をすでに超えている。
県警少年課の黒木寛史理事官は「虐待は親の立場では、しつけの一環。
線引きが難しく、家庭内なので表面化もしにくい」と指摘。
今回の事件は児童相談所(児相)からの通報がきっかけで、
「子供や赤ちゃんは被害をうまく表現できない。学校や医療機関、
児相などが協力し合い、小さなケースから対応していくことが重要だ」と話した。
児相関係者によると、男児は県警への通報後に児相に一時保護され、
現在は児童養護施設で暮らしている。
一時保護された段階では無表情で落ち込んでいたが、職員が
「お母さんのところに帰らなくてもいいんだよ」と声をかけると、
笑顔を取り戻したという。(平塚学)