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◆性別疑惑のセメンヤ選手は両性具有だった
女か男かで議論が渦巻いているベルリン世界陸上女子800メートルの
金メダリスト、キャスター・セメンヤ選手(18)=南アフリカ=の性別に関し、
国際陸連(IAAF)の性別検査の結果、同選手が両性の身体的特徴を
持っていることが明らかになった。11日、豪州各紙が報じた。
デーリー・テレグラフ紙、シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、
セメンヤの性別検査は医師はじめ各分野の複数の専門家によって
行われた。
検査でセメンヤには両性の身体的特徴が認められ、体内に睾丸があり、
子宮と卵巣がなく、男性ホルモンのテストテロン数値が通常の女性の
3倍以上も分泌されていることが判明したという。
これによって今後、世界陸上での金メダルや国際競技参加資格の
剥奪処分が下されることも考えられる中、IAAFのニック・デービース広報担当は
「自動的に失格ということにはならないだろう。ドーピングの検査などとは違う。
過去の事例と比較して判断されるべき」と話している。
同様の事例はIAAFだけでも過去4年間で8件あり、
そのうち2件に失格処分が下されている。
ただ米各メディアは、「男性ホルモンは男女両性が分泌するもので、
それだけで性別を判断できない」とする専門家の意見も取り上げている。
検査結果は今週中に正式に報告される予定だが、IAAFの性別検査に
関しては人種差別との批判も強かっただけに、この問題の波紋は、
さらに広がりそうだ。
産経 2009.9.11
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
セメンヤ選手(写真)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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