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公明党代表に就任した山口那津男氏は9日、民主党の鳩山代表と国会内で会談し、民主党が
マニフェストに掲げた子育て支援や地球温暖化対策などについて「協力はやぶさかではない」と
伝えた。総選挙の歴史的敗北を受けて自民党とは一線を画し、民主党政権と是々非々で対応
していく姿勢を鮮明に示した。
会談では鳩山氏が「選挙で政策を戦わせたとはいえ、一致できるところはご協力を願いたい」と
要請。山口氏は「我が党の主張してきたことと方向性が同じものについてはやぶさかではない」と
応じた。山口氏によると、両党の公約で温室効果ガス排出削減の中期目標が「90年比25%削減」
で一致することが話題になり、子育て支援策についても協力を求められたという。
一方で、公明党は自民党と距離を置き始めた。山口氏は9日のラジオ番組で自公連立について
「今までの環境を前提にしたものが続くことはもうあり得ない」と明言。「連立で妥協する面があり、
公明党のアイデンティティーが分かりにくくなった」とも述べ、自民党に譲歩を重ねてきたことが
公明党の独自性を失わせたとの認識を示した。
ただ、民主、社民、国民新の3党連立に対しては批判的だ。社民党が求める日米地位協定の
見直しなどが連立合意に盛られたことについて「日米関係へのマイナスの影響を強く懸念する。
外交安保政策は政権が代わっても基軸が揺らぐことがあってはならない」と記者団に強調した。
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