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全国でステーキチェーン店「ペッパーランチ」を展開する「ペッパーフードサービス」(東京)は5日、
埼玉、東京、大阪、奈良、山口、愛媛の6都府県の店舗で「角切りステーキ」を食べた9人が
病原性大腸菌O157による食中毒を発症した疑いがあると発表した。山口県にはその後、
2人が追加報告され、計11人とみられる。
同日、記者会見した一瀬邦夫社長は「本当に申し訳ない」と謝罪した。
山口県によると、防府市の山陽自動車道佐波川サービスエリアの店舗で8月23、24日に
食事をした山口市や広島県の計4人が下痢や腹痛の症状を訴え、うち6歳と19歳の2人が入院。
全員快方に向かっているという。
山口県は4人は食中毒と断定、食品衛生法に基づきこの店に3日間の営業停止を命じた。
東京都によると、8月中旬に都内の店で食事をした女性も腹痛を訴え、女性からO157が検出された。
ペッパーフードサービスによると、ステーキの供給元は岐阜県大垣市の「大垣食肉供給センター協同組合」。
オーストラリアから輸入した肉を8月3日にミンチした上で成形加工。神奈川県厚木市や神戸市の流通センターを
経て各地の店舗に配達された。
各店舗では、約260度に熱した鉄皿に生の肉を載せて提供。
客は好みの焼き具合で食べる。「角切りステーキ」は550円。
同社は1970年に創業し、2006年に東証マザーズに上場。
国内外で200店舗以上を展開している。
ソース(47NEWS):
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