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丹波フリースクール虐待初公判、元経営者が無罪主張
京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」の入所者虐待事件で、
監禁などの罪に問われた元経営者・朴聖烈被告（６１）の初公判が２６日、
地裁（宮崎英一裁判長）であった。朴被告は「保護者と相談した上でやってきた」とし、
弁護側は「入所者の拘束は私設更生施設としての正当な業務で違法性はない」と無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、朴被告が入所者の逃走防止のため、夜間、宿直者に監視させ、
居室のドアの外側から施錠していたと強調。弁護側は「体調不良など緊急事態に備えて宿直者を置いていた」
などと反論。「社会通念上、許される範囲内の行為で、監禁などを認めたとしても違法性は阻却されるべきだ」
と主張した。公判は１２月１８日の結審まで６回開かれ、被害者ら計２０人の証人尋問などが行われる。
ソース：読売新聞 （2009年8月27日）
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丹波ナチュラルスクールの逮捕監禁事件、経営者無罪主張
京都府京丹波町の私設更生施設「丹波ナチュラルスクール」の経営者で、入所者への傷害、逮捕監禁、
監禁の罪に問われた江波戸聖烈（えばと・せいれつ）被告（６１）の初公判が２６日、
京都地裁（宮崎英一裁判長）であった。江波戸被告は「けがをさせたことはない」などと述べ、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、江波戸被告が「大検に合格させる」などと保護者に宣伝し、入所金などとして
約３１５万～６６０万円を受け取ったと指摘。実際は内職や畑仕事をさせて昼夜監視し、
脱走を試みないよう脅迫や暴行を加えていた、と指摘した。
弁護側は「一定程度の体罰はあったが、保護者らの了承を得ていた」「施設の夜間の施錠なども、
事故防止や入所者の安全確保のためだった」などと反論した。
起訴状によると、江波戸被告は施設責任者の森下美津枝被告（５６）＝一審で懲役２年６カ月の判決＝らと共謀し、
０５～０８年、東京都や愛知県などに住む男女６人に手錠をかけて施設に連れて来て監禁し、
女性１人に暴行を加えてけがをさせたなどとされる。
ソース：朝日新聞 2009年8月27日
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元経営者が無罪主張 京丹波更生施設傷害・監禁事件 初公判
京都府京丹波町の私設更生施設「丹波ナチュラルスクール」の傷害・監禁事件で、
監禁や傷害などの罪に問われた元経営者の江波戸聖烈被告（６１）＝南丹市園部町＝の初公判が２６日、
京都地裁（宮崎英一裁判長）であり、弁護側は「保護者から委託された正当な業務で違法性はない」と無罪を主張した。
江波戸被告は「けがをさせた覚えはない」などと行為の一部を否認した。
冒頭陳述で検察側は「逃走を試みた入所者に対し、ほかの入所者の前で木刀を使って殴った」と指摘した。
弁護側は「保護者に必要があれば一定の自由の制約や体罰をすると説明して了承を得た。
保護者から委託された正当な業務だ」と主張した。
起訴状では、江波戸被告は２００５年４月～０８年９月に、施設責任者だった森下美津枝被告（５６）
＝一審有罪＝らと共謀し、１０代と２０代の男女７人を拉致して監禁したり、暴行してけがを負わせた、としている。
ソース：京都新聞 2009年8月26日(水)
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