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松戸市消防局、新人退職後人員補充
松戸市の新人消防士5人が訓練で過酷なしごきなどを受け、相次いで退職した問題で、この訓練が行われた2
006年は待機者がいたため、年度途中での人員補充が可能だったことが2日、わかった。実際に4人が年度途
中に補充採用されており、訓練が始まった03年以降、待機者がいたのは06年だけだった。
市消防局の内部調査では、約2か月間の集中訓練期間中、新人らが「代わりはいくらでもいる」「辞めろ」な
ど、上司から暴言を吐かれ、退職を求められたことが確認されている。
「新人が退職しても、補充できる待機者がいたため、行き過ぎた問題行為が起きたのではないか」との指摘も
出ているが、市消防局は「改めて調査はしない。コメントも控えたい」としている。
一方、訓練期間中に新人2人が退職したことに対し、当時の消防局長は原因を調査するよう指導することもなく、
「従来通り自信を持ってやれ」などと発言していたこともわかった。市消防局は「配慮を欠く発言だった」として
いる。
(2009年7月3日 読売新聞)
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