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サトウ食品:09年4月期、営業利益3.2倍、テレビCM抑制や販促費削減で利益アップ。
【6月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
包装餅、包装米飯のトップメーカーであるサトウ食品工業(東2:2923)が15日に発表した2009年4月期決算(非連結)によると、
営業利益が前期比3.2倍の9億円だった。テレビCMや販促企画の抑制で、売り上げが伸び悩んだものの、広告宣伝費や販売
促進費などのコスト削減や受取手数料の増加が寄与し、損益が大幅に改善した。
包装餅は、もち米価格の値上げや包装資材などの上昇を受け10月から5%の値上げを実施したことや、販促企画の抑制により、
需要期である年末の販売が振るわず、売上高が4%減となった。包装米飯も6%減だった。
全体の売上高は同5%減の258億円、経常利益は同4.6倍の11億円、純利益は同27%増の6億円だった。
2010年4月期の業績予想は、売上高が前期比3%増の266億円、営業利益が同17%減の8億円、経常利益が同37%減の7億円、
純利益が同39%減の4億円になる見込み。
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