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京都の貿易業者が、北朝鮮への制裁措置として輸出が禁じられている高級車やピアノを去年、
神戸港から輸出していたとして外国為替法違反の疑いで再逮捕されました。
制裁措置を破ったとして摘発されるのは全国で初めてです。
再逮捕されたのは、京都府舞鶴市の貿易業者で、韓国籍の盛田忠雄、本名、鄭麟采容疑者(50)です。
鄭容疑者は北朝鮮に無許可でタンクローリーを輸出しようとしたとして8日起訴されましたが、
警察によりますとさらに去年10月と12月の2回にわけて、ドイツ製の高級車4台と中古のピアノ34台を、
神戸港から中国を経由して北朝鮮に輸出していたとして外国為替法違反の疑いが持たれています。
高級車やピアノなどは、3年前の北朝鮮の核実験を受けて採択された国連の制裁決議に基づき、
北朝鮮への輸出が禁じられていて警察によりますとこの制裁措置を破ったとして摘発されるのは
全国で初めてです。調べに対し、鄭容疑者は容疑を認めているということです。
警察は鄭容疑者が輸出によって一千数百万円を得ていたとみて、ほかにも北朝鮮との違法な
取り引きがなかったかなど調べを進めることにしています。
ソース:NHK兵庫のニュース
URLリンク(www.nhk.or.jp)