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大学では学生による抗議デモが相次いでいる。デリー大学では2日に行われ、
主催したインド全国学生組合のラギニ・ナイク幹事長は「いかなる人種に対しても
差別的な行動は許されないことを、国際社会に訴えたい」と産経新聞に語り、事件を強く非難した。
メディアは先週から連日、事件を大きく取り上げ、「オーストラリア人は人種差別主義者?」
と報じるテレビ局も出てきた。入院した被害者の様子をテレビが繰り返し放映するなど、
反オーストラリア感情をあおっている感もある。一方、インド映画界を代表する俳優は、
オーストラリアの大学からの名誉博士号授与を断った。
政府はオーストラリア側に、インド人学生の安全確保、事件防止、迅速な犯人逮捕と
法的措置を要請。国内に向けては「この問題は両国の首脳レベルで協議されている」と、
事件重視の姿勢を強調している。しかし、外国での事件だけに打つ手は限られ、
事件に歯止めがかからなければ、国内の反発の矛先が政府に向けられることも予想される。
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