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大阪の空気きれいに…全地点で国環境基準を初めて達成
大阪府内約100か所で測定している大気中の二酸化窒素(NO2)と浮遊粒子状物質(SPM)が
2008年度に全測定地点で国の環境基準を達成したことが6日、わかった。基準が設けられた
1973年以来初めて。
府によると、府と18市町が設置している測定局はNO2が104か所、SPMが101か所。
NO2の場合、このうち基準を達成したのは1998年度が71%だったが、07年度には98%まで上昇し、
08年度で100%になった。府は、1月から、府外から流入するトラックとバスを対象に、排出ガスの
基準達成を義務づけた効果とみている。
「空気悪い」発言に橋下知事が反論の書面
一方、100%の基準達成が判明するのに先立って、東京都の石原慎太郎知事が4月24日の記者会見で、
「大阪に行ってごらんなさい。(首都圏に比べ)空気はもっと悪い」と指摘したことが一部新聞で報道された。
このため、橋下徹知事は5月8日に「独自の自動車流入規制に取り組み、大阪の大気は大幅に改善された」
との書面を石原知事に送った、という。
橋下知事の主張が今回のデータで裏付けられた格好で、橋下知事は6日、大阪市内で報道陣に、
「きちんと真意をお伝えしようという方針」と話した。
(2009年6月7日 読売新聞)
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