09/05/25 15:25:02 0
人気漫才コンビ「中田カウス・ボタン」のカウス(59)=本名・野間勝道さん=の自宅に今年4月、
カウスと吉本興業幹部を脅す内容の手紙が届いた事件で、大阪府警南署が60代の大物男性漫才師Aを
本格聴取することが24日、分かった。早ければ25日にも南署に任意で呼び、脅迫や威力業務妨害などで
容疑が固まれば、逮捕する。
吉本ファンならだれもが知っている漫才コンビ。「そんなアホな!」「どうしてそんなことをしたのか?」。
悪質なイタズラが大事件へと発展。関係者は大きな衝撃を受けている。
関係者の話を総合すると、脅迫状の文面の筆跡とAの筆跡は酷似。事件発覚直後に、Aの相方Bが
このことに気付き「お前ちゃうんか!」と大騒ぎ。Aを問い詰めたという。その際、本人は否定したが、
後にBがカウスに確認したところ、Aとカウスの間で、脅迫状が届く数日前にささいなトラブルが
あったことが判明した。
ともにベテラン芸人。Aとは長らくの親交があったため、カウスは「まさか…」と思いながらも所属の
吉本興業幹部にこの件を相談。吉本側はひそかに民間団体に脅迫状とAの直筆文書を託し、
筆跡鑑定を依頼した。その結果は「(筆跡は)ほぼ同一人物」との回答だった。
デイリースポーツの取材では、大阪府警南署の捜査員は5月以降少なくとも2回、Aと接触。Aは
「脅迫状を書いたことはない」と容疑については一切、認めていないという。しかし、南署も独自に
脅迫状の筆跡鑑定をし、吉本側と同様の鑑定結果が得られたもようだ。
南署は23日、Aから事情を聴き、早ければ25日にもあらためてAを同署に任意で呼び、本格的な
聴取を始める。一方、吉本も23日に緊急幹部会を開き、Aに対して容疑が晴れるまでの活動停止を
命じたという。
吉本興業をめぐっては、2年前に創業家側と現経営陣の間に、創業家の子息の扱いをめぐって
“お家騒動”が発生。今年1月にカウスが劇場の出番を終え、帰宅途中、何者かに襲撃される
傷害事件も起きた。その直後には「ヤマモト」と名乗り、大阪・なんばグランド花月に観客の安全を
脅かす脅迫電話があった。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)