09/05/21 16:12:41 0
欧米ではマスク着用率が低いという。8日付小欄で「マスクから日本人が見える」と書いた。
またiza(イザ!)などブログにも、〈トイレットペーパー買い占めを思いだす〉〈集団心理〉など
日本人の特性とマスク着用を結びつける意見が目立つ。しかし自分の目で観察ができるように
なって、国民性に帰する見立てはどこまで有効なのかやや心許なくなってきた。
米国では政府そのものがマスク着用を推奨していないという。対して日本の厚生労働省は
ずっとマスクの着用を呼びかけてきた。自治体や企業もそれに従って指針を立て、社員らに
着用を義務づけたり促したりする。当然、強制力のある組織に属する人たちの間で着用率は
高くなるはずだ。
大阪在住のある米国人がマスクをつけていた。「会社で決められているんだ。
マスクなんてするのは生まれて初めて」と、居心地が悪そうであった。
さて、この原稿を書いている産経新聞大阪本社編集局。
見渡しても、マスク着用者は数えるほどしかいない。
ここは日本なのだろか。(坂本英彰)
ソース(MSN産経ニュース):
URLリンク(sankei.jp.msn.com)