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山陰合同銀行の元行員の男が、顧客の女性からカードをだまし取り
およそ９５万円を口座から引き出したとして逮捕された事件で、
この男の知人の２４歳の女が犯行に関わっていた疑いが強まったとして、
１６日夜詐欺と窃盗の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは雲南市木次町に住むパチンコ店店員
高橋奈央容疑者（２４）です。
高橋容疑者は、去年９月、山陰合同銀行の元行員の、木山裕史容疑者（３１）と
共謀して銀行の顧客の出雲市の８０代の女性からキャッシュカード１枚を
だまし取った上、女性の口座からおよそ９５万円を引き出した詐欺と
窃盗の疑いがもたれています。
警察の調べでは、高橋容疑者は、木山容疑者の知人で、だましとられた
カードと知りながら松江市内のＡＴＭで女性の口座から現金を引き出すなど
していたと見られています。木山容疑者は、「身に覚えがない」と容疑を
否認しているということです。
また高橋容疑者は、「木山容疑者から頼まれてＡＴＭから引き出した」
と窃盗の容疑については認めているものの詐欺の疑いについては否認
しているということです。警察で犯行のいきさつや動機について詳しく
調べることにしています。
ソース：NHK島根のニュース 2009年5月17日 19時20分更新
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