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大阪府寝屋川市の府立高校で、男子生徒3人と教員1人が新型インフルエンザに感染したことを受け「なにをしているんだ」など、
行政・学校の対応を批判する内容の電話が9日以降に計約50件、寝屋川市に寄せられていたことが12日、分かった。
なかには「なんであんな高校が研修に…」などと、生徒を中傷する内容の電話も出てきており、市では対策に頭を悩ませている。
市によると、内容で最も多いのは感染者が出た高校を特定するための問い合わせだという。市内には3つの府立高校があり、
感染の拡大を不安視する市民が「どこの高校か教えてほしい」と聞いてくるケースが多数を占めるという。
市側の対応だが、感染者の人権やプライバシーに配慮して、「どんな高校がありますか」と問われた場合だけ、
3つの高校名を列挙する回答にとどめている。
しかし感染確認から日がたつにつれ、かかってくる電話の内容は次第にエスカレート。感染が明らかになった当初は
「なぜ早く帰国させなかったのか」などと学校や府教委の対応に向けられた批判が多かったが、ただ単に市職員を
「バカヤロー」とののしったり、生徒に矛先を向ける過剰反応も増えてきた。
極端なケースでは「成田(空港)から帰ってくるな!」と、感染者の永久的な隔離を求める声や、
高校を勝手に特定したと思われる人から「なんであんな高校の生徒が、カナダに研修なんか行くんや」と、
根拠のない中傷も出ているという。
電話はほとんどが市内からだが、中には愛知など他府県からのものもあり、
神奈川からは「教師は何をしてたのか」との声が寄せられている。
市の危機管理室では、今後も生徒の人権に最大限配慮。感染と無関係の生徒にまで及ぶ批判が続くようなら
「精神的なケアなど、大阪府教育委員会に協力を仰いでいく必要がある」としており、今後もピリピリムードが続きそうだ。
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