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男性上司にいたずらで椅子を引かれて尻餅をつき、運動障害などの後遺症が残ったと
して鳥取市内の女性（３２）が、当時務めていた同市内のスポーツクラブの運営会社と
上司を相手取り約２２００万円の損害賠償を求めていた訴訟は１日、鳥取地裁（空閑直樹裁判官）で
上司が女性に５００万円を支払うことで和解が成立した。
訴状によると、女性はクラブのインストラクターとして働いていた。０５年７月、クラブ事務所で
椅子に座ろうとした際、上司に椅子を引かれ尻餅をついた。女性は股（こ）関節に炎症を起こし、
入院や通院で治療を受けたが、股関節などに障害が残り、松葉づえが手放せなくなったという。
原告側弁護士は「不本意な和解内容だが、不自由な生活が続く中、裁判を早く終わらせたい
という本人の意向が強かった」と話した。
ソース：毎日ｊｐ／鳥取
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