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銚子市に本店がある信用組合の職員が顧客から預かったローンの
返済金などおよそ８０００万円を着服したとして、信用組合はこの職員
を懲戒解雇しました。
懲戒解雇されたのは、銚子市の銚子商工信用組合の４２歳の男性職員です。
銚子商工信用組合によりますと、この職員は平成１６年から去年１２月にかけて、
香取市や富里市にある支店で、３０人あまりの顧客からローンの返済金として
預かった現金７４００万円あまりや、顧客の預金５００万円あまりを不正に引き出し、
あわせておよそ８０００万円を着服していたということです。
信用組合によりますと、この職員は顧客から預かった金の一部しか組合に
振り込まず、発覚を免れるため顧客に次々にローンを申し込ませては一部を
返済する手口で着服を繰り返していたということです。
職員は「パチンコなどの遊ぶ金に使った」と話しているということで、
信用組合はこの職員を先月、懲戒解雇にするとともに業務上横領
の疑いで２３日、警察に告訴しました。銚子商工信用組合の
植田久夫理事長は「お客様の信頼を裏切る行為で大変反省している。
今まで以上にコンプライアンスを徹底し、再発防止に取り組みたい」と話しています。
ソース：NHK千葉のニュース 2009年4月25日 19時1分更新
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)