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若年層に増加中、手を使わない自慰主因「射精障害」
EDタチのいい話、悪い話
タチが悪くなる性障害には、性欲低下やED(勃起障害)がある。が、シッカリ勃っても満足のい
く性交に至らないケースが若年層に増えている。
健常な人の性行動は、性欲→勃起→射精とすんなり進むが、肝心のフィニッシュのところがうまく
決まらない。いわゆる「射精障害」だ。
器質的な異常には、膀胱側へ射精してしまう「逆流性射精」(射精感はあっても精液が外に出ない
)がある。が、最も多くを占めるのは、間違ったオナニーの習慣が原因で起こるケース。女性の膣内
では射精できない「膣内射精障害(遅漏)」や我慢できずに早く射精してしまう「早漏」だ。
「ここ10年で増加が顕著なのが膣内射精障害。当院の性障害数では、すでに早濡を抜いて、ED
に次いで2位にランクされたこともある」と話すのは、「あべメンタルクリニック」(千葉・浦安)
の阿部輝夫院長(日本性科学会副理事長)。
膣内射精障害の主な症例は、次のようなもの。(1)非常に多いのが、手を使わないオナニー。シ
ーツや下着に擦りつける、布団や枕を挟んで圧迫するなど。その独特の感触がないと射精できない。
(2)10キログラム以上の握力でオナニーする人は、膣内のグリップ力の方が弱く刺激不足で射精
できない。(3)独りでのオナニーに慣れてしまい相手がいると気が散って射精できない。(4)上
向きなど特定の姿勢でないと射精できない。
(1)や(3)(4)は、物から手の刺激へ、オナニーからセックスへ、少しずつ時間をかけて慣
らしていく性的な訓練が必要。(2)に対して、阿部医師は自ら考案した「コンドーム・マス法」を
用いている。
《手順》内側に潤滑剤を塗ったコンドームをペニスにかぶせて、AVなどを見ながらリラックスし
た状態で性的刺激を加える。コンドーム内を膣内のヌルヌル状態に似せて、柔らかいグリップでピス
トン運動をして射精に至る訓練をする。
「グリップの問題は、この療法でほぼ解決できる。ダメなら背景に何らかの心理的要因が潜んでい
る可能性がある。より踏み込んだ心理療法が必要です」(阿部院長)
いくらタチがよくても、間違った方法でのやり過ぎは要注意だ。
ZAKZAK
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