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飛行機に乗ったとき、キャビンアテンダントに新聞を勧められたらスポーツ新聞が読みたいところだが、
「できるビジネスパーソン」のフリをして『日本経済新聞』を選んだりすることはないだろうか。男なら、あると思う。
しかしながら、キャビンアテンダントへの私的な取材結果によると、機内で日経新聞を読むということは、
そのヒトは、その時間まで日経をチェックしていなかったと判断される。「できるビジネスパーソンには、ありえない!」て、
ことになるらしい。
なので機内で新聞を読むのなら『毎日新聞』はどうだろうか? 一番後回しに読まれるであろう(私的推測)、
毎日新聞をオーダーすると「さすが! このヒトは、もうほとんどの新聞には目を通したのね!」となる。
できる男の飛行機に乗ってる時間の実用的な使い方=いろんな情報に目を通すというこなのだ。
(中略)
■ビジネスで使える「用の美」
デコラティブなイメージやパフォーマンスではなく、必要なモノだけを切り出したときに生まれてくる「引き算サービス」が、
本質的に「使える付加価値」になる。
キャビンアテンダントに、いいところを見せたいという余計な思惑が、実に間抜けな結果を招く。
男らしい無限な妄想=頭での考えは、ろくなものではない。24時間を実用的に使っているビジネスパーソンは、
その24時間という制約があるからこそ、頭で『日経新聞』を選ぶのではなく、身体で『毎日新聞』を選んでしまう。
そこが「かっこいい=用の美」なのだ。
現場主義とはビジネスの現場には、制約があることを身につけること。その制約の中から、
身体から立ち上がる智恵を見いだすこと。ビジネスで使える「用の美」とは、そうやって紡ぎ出されていく。
ソース:Business Media 誠
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