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大阪市営地下鉄の４５歳の駅の助役が、兵庫県姫路市内にある実家で
覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは神戸市北区に住む、大阪市交通局の地下鉄
「大阪港駅」の助役、三田耕司容疑者（４５）です。
警察によりますと三田助役は、今月５日ごろ姫路市内にある実家で
覚せい剤を使用したとして覚せい剤取締法違反の疑いが持たれています。
三田助役からは覚せい剤の反応が検出されたほか、実家から覚せい剤を
打つための注射器も見つかりました。
警察の調べに対して三田助役は容疑を認めたうえで、
「２０年ほど前から覚せい剤を使い始め、１週間に１回程度、使っていた」
と供述しているということです。
三田助役は姫路市内の男から覚せい剤を購入していたということで、
警察が購入先について調べを進めています。
大阪市交通局の益英之鉄道事業本部運輸部長は記者会見し、
「市民の信頼を損ない申し訳ない」と謝罪し、厳正に処分する考えを示しました。
大阪市交通局によりますと三田容疑者は、昭和５７年に交通局に採用され、
平成元年から平成８年までは地下鉄の運転士をしたあと現在は、
地下鉄中央線の大阪港駅で駅長に次ぐ運輸助役として勤務していました。
覚せい剤を使用したとされる今月５日は、当直明けで、午前中に仕事を終えて
いたということです。交通局によりますと、勤務態度はまじめで職場でのトラブル
もなく覚せい剤を使用していたことは、逮捕されるまで知らなかったということです。
益部長は、「公務員にあるまじき行為で市民の信頼を損ない申し訳ない。
職員の処分については本人から事情を聴いたうえで厳正に対処したい」と述べました。
大阪市交通局では平成８年から１３年までの間に職員７人が
覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、いずれも懲戒免職となっています。
ソース：NHK関西のニュース 2009年4月16日 18時55分更新
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