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かぐや姫は結婚詐欺、不法滞在で懲役６年? 童話を裁判にしたらどうなるの？
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「おばあさんを殺したタヌキに報復した「かちかち山」ウサギに懲役9年…香川の小学校で
模擬裁判」「３匹の子ブタ、オオカミ死なす 「殺人か正当防衛か」 童話で裁判」なんて
ニュースがあって話題となりましたが、よーく考えてみると、童話の中には見逃せない
犯罪（？）が多い？ ということで、もしこれらの童話を裁判にかけてみたら一体どんな判決
が出るだろう？ということをシュミレーションしてみました。
そもそも、最近このように童話で模擬裁判が行われているのは、今年5月21日より裁判員
制度が施行されるから。ぶっつけ本番で凶悪犯罪の裁判を担当する前にも、いろいろと
イメージトレーニングしておきたいところですよね。そのためにも、このような誰もが知って
いる童話を取り上げているのだと思いますが、一見いい話のように見えても今の法律に
照らし合わせると犯罪にも取れる内容が多いのです。そこで今回は、これらの犯罪と思わ
れる行為の数々を、ネットの意見などを参考にしながら判決を下してみました。
※トレンドGyaO独自判断であり、裁判結果については推測であることをご了承ください。
【桃太郎】
被告人：桃太郎
罪状：動物たちを餌でそそのかして手下にし、過重労働を強いた上に、鬼ヶ島の鬼たちを
襲撃し、金品を強奪。
検察側の主張：残虐極まりない犯罪。正当防衛には当たらない。
弁護側の主張：鬼の存在が人間にとって脅威であったため止むを得ない。
↓
判決文：鬼たちが脅威であったのが事実だが、平和共存を目指すのが理想的。奇襲を
加えるのは卑劣。
判決：動物虐待、不法侵入、強盗殺人の罪で無期懲役！
【かぐや姫】
被告人：かぐや姫
罪状：５人の公達からの求愛を受け、自ら結婚するつもりがないにもかかわらず、高価な
貢ぎ物を受け取った。また、月の住人であるにもかかわらず、ビザなしに地球に住み続けた。
検察側の主張：人よりも容姿に優れているからと言って、男の気持を弄んだ。
弁護側の主張：５人の公達が勝手に恋に落ちたため、罪には問われない。
↓
判決文：竹取の翁の心を癒したことは評価の対象とすべきだが、公達からの貢ぎ物を懐に
納めたことは好ましくない。
判決：結婚詐欺、不法滞在の罪で懲役６年！
【浦島太郎】
被告人：乙姫、亀
罪状：いじめた亀を助けたお礼にと言葉巧みに誘い、浦島太郎を竜宮城へと連れ去り、700
年もの間、監禁し続けた。
検察側の主張：ぼったくり商法の典型である。
弁護側の主張：もてなそうという歓待の気持がエスカレートしただけ。悪意はない。乙姫の
忠告通り、玉手箱を開けなければ太郎は老人にならずにすんだ。
↓
判決文：700年という時間は普通の人間にとっては膨大。太郎の貴重な人生を奪った罪は
重い。たとえ玉手箱を開けなかったにせよ、家族が亡くなっていたことへのショックは計り
知れない。
判決：拉致監禁の罪で懲役２年！