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週刊少年漫画誌の草分けである「週刊少年マガジン」(講談社)と「週刊少年サンデー」(小学館)が、
17日にそろって創刊50周年を迎える。ライバルとしてしのぎを削りながら読者を大人にまで広げ、
世界でも類を見ない日本の漫画文化を牽引したが、半世紀を経た今は娯楽の多様化で勢いに陰りも見える。
日本雑誌協会などによると、ピークの98年に450万部を記録した「マガジン」は現在、177万部。
83年に228万部だった「サンデー」は87万部。68年創刊の「週刊少年ジャンプ」(集英社)は現在279万部だが、
94年の653万部の半分に満たない。
ある出版社幹部によると、少子化の上、子どもたちは塾に通い遊ぶ時間が限られ、電子ゲームなど娯楽も多様化。
雑誌でなくコミックスになってから読む傾向も進む。
≪活性化で共同企画≫
マガジン・森田編集長
「若い人は次々と離れる。
部数を思うとどうしても上の年代狙いにもなる。
50歳でも心が少年なら、とは思うが」と苦渋の表情。
サンデー・林正人編集長
「週刊漫画誌は読者のビビッドな反応で変化し得る、双方向性を備えたメディア。
面白い作品を読者にぶつけ、可能性を見いだしたい」と話している。
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