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２８日午後０時５５分ごろ、佐賀県伊万里市立花町の路上で、近くのマンションに住む
指定暴力団九州誠道会系前田組の前田賀寿久組長（６０）が２人組に刺され、搬送先の病院で
約１時間半後に死亡した。伊万里署が殺人事件として、現場から走って逃げた２人の行方を
追っている。
伊万里署によると、２人はいずれも身長約１７０センチで、黒っぽいジャンパーを着て、
目出し帽をかぶっていた。前田組長はマンションを出た直後に刺され、上半身や顔に
約１０カ所の傷があったという。妻が近くの民家に駆け込み「夫が刺された」と伝え、住民が
１１０番した。
前田組長は昨年１１月にも、自宅付近の駐車場で男に腰を刃物のようなもので刺されて軽傷を
負っており、同署は関連を調べている。
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