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【埼玉】派遣切りから半年…派遣民43世帯の内、就職は1世帯 甘えるのもいい加減にしろ
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派遣契約を打ち切られた非正規労働者などに県や県住宅供給公社が提供している
県営住宅について、県は提供期間を六カ月延長する方針を固めた。昨年末に入居
した人たちの入居期限が今月末に迫っているがほとんど再就職先が決まっていないためで
県は「就職活動をしていても現実はいまだに厳しい状況で、住居を確保した状況でしっかり
就職活動ができるよう支援したい」としている。県は非正規労働者が契約を打ち切られる
ケースが相次いだ昨年末から今年四月にかけて、三回にわたり、一定の条件を満たした人を
県営住宅などに家賃半額で受け入れてきた。入居者は計四十三世帯に上り、これまでに就職先が
決まって退居したのは一世帯のみ。
昨年末に入居した十四世帯は、再就職先が決まらず、入居者から今後の住居について県住宅供給公社
などに相談が寄せられていた。
県は家賃などの条件を変えずに期間延長する方向で検討しており今後、入居期限の延長を入居者に
通知するなど手続きを始めることにしている。 (萩原誠)