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東京電機大から伊波義幸(当時21)さんの卒業証明書が授与される…米潜水艦の魚雷で撃沈され亡くなった英霊
【北谷】1943年に東京都の電機学校(現東京電機大学)を卒業後、
徴兵検査で帰省するため乗船した貨客船「嘉義丸」が米潜水艦の魚雷で撃沈され
亡くなった伊波義幸さん=当時(21)=の遺族に9日、66年ぶりに同大学から卒業証明書が届いた。伊波さんの妹、
金城トシ子さん(65)=北谷町吉原=は「兄が本当に卒業したか分からず、気になっていた。
(卒業証明書が届いた)9日がわたしたちの終戦記念日」と、証明書を何度も読み返した。
義幸さんは波照間島から16歳で親類を頼り上京。昼は働き電機学校の夜間部に通った。
1943年5月、卒業証書を携え嘉義丸に乗船したが、
奄美大島沖で撃沈され命を落とした。金城さんは「兄は海で亡くなり遺品が全くない。
兄が生きた証しをどこかで残したい」と考えていたという。
今月2日、同町の玉那覇淑子議員に相談し急展開した。同議員が東京電機大学に
問い合わせて卒業が確認され、7日付の卒業証明書を送ってもらった。
義幸さんの弟の義俊さん(73)=同町吉原=は「わたしたちと同じような境遇で苦しんでいる人は大勢いるだろう。
遺族にとって戦争はまだ終わっていない。今回のことが励みになってくれれば」と語った。
ソース:URLリンク(ryukyushimpo.jp)
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