09/04/12 07:11:28 0
11日午後10時25分頃、新潟県柏崎市、刈羽村の東京電力柏崎刈羽原子力発電所の
予備品倉庫で火災報知機が発報、東電や市消防本部が空調装置のモーター付近が焦げているのを確認した。
人的被害や放射性物質の漏えいはないという。
東電によると、発報直後に自衛消防隊が倉庫で煙が出ているのを確認したが、
換気をすると煙は消えた。東電は、モーターが何らかの原因で過熱したとみて調べている。
原発ではすべての作業を終えており、倉庫は無人だった。
倉庫には、予備のバルブやポンプなどが収納されていた。
同原発は、新潟県中越沖地震(2007年7月)で被災後は全7基で運転を停止。
復旧作業の過程でぼやが相次ぎ、今年3月5日には地震後8件目となる1号機建屋のぼやで
作業員が軽いやけどを負った。このため、市消防本部が火気・危険物の使用禁止を命令。
東電が防火体制の改善計画書を提出したのを受け、27日に解除されたばかりだった。
東電は2月19日に、7号機の運転再開容認を地元に要請。泉田裕彦知事と柏崎市、刈羽村の両首長は、
おおむね容認する方向でまとまりつつあり、今月中にも実質的な運転再開である起動試験が実施される見通しとなっていた。
(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)