09/01/17 13:49:16 0
>>1からの続き
検察官「(被告が名前を利用した)友人から問いつめられたんですよね?
そのとき、どう対応したか覚えてる?」
被告 「『このまま黙っていて』と…」
検察官「『生活の面倒みてあげるから、このまま黙っていて』と言ったんでしょう?
できればごまかしたい気持ちだったんでしょう?」
被告 「…。はい…」
検察官「だから、そのあと警察に出頭したときも、また別のウソの名前を言ったんでしょう?」
被告 「はい…」
被告に自分の名前を使われたことで犯罪者として扱われ、生活保護を打ち切られそうになった友人から
詰め寄られた被告は、しぶしぶ警察署に出頭したものの、そこでも再び偽名を名乗ったという。
しかも、その名前は弟の交際相手のものだった。
被告は、友人のことを「お互いに許し合える関係」であると語っていたが、友人が同じ気持ちだとは
到底思えない。病的なまでにウソを繰り返した被告に、裁判官もあきれた表情を浮かべていた。
「子供のために、今後は2度と万引をしない」と誓った被告。だが、本来なら、被告を監督する立場にある
家族も万引に加担したり、被告のウソに同調したりしていて、更生の環境は全く整っていない。
検察側は、懲役2年6カ月を求刑。判決は今月29日に言い渡される。
(了)