09/12/05 14:09:19 G/kP/nTY0
黒人とのハーフってことだけで、中学のころはかなりイジメられたよ。
ホームルームの時間に、遠足の写真を回覧してたんだけど、
子供は残酷だよね。私の写真には落書きいっぱいあるの。
矢印して汚い言葉があったり、マジックで目線書かれてたりしてさ。
私はそれ見て、ただ泣くしかできなかった。
学校行くのがイヤでイヤで、体調もおかしくなってさ。学校行く前になるとゲロ吐いたりするの。
そして、もうイヤだ。もう学校行かないって決めて、そのことママに言ったら、めちゃくちゃ怒られた。
私はママにだけは心を開いていたから、思っていることすべてをママにぶつけたよ。
「もう死にたい! 誰がこんな体で産んでくれって頼んだか!」って言ったら、いきなりグーで顔殴られた。
ぼうぜんとしてたらタックルで倒されて、「死にたいか! なら殺してやる!」ってすごい力で首絞められた。
私は息できなくて、本当に殺されると思って必死で首を横に振ったよ。
そしたら手を離してくれた。私はガタガタ震えて「ごめんなさい。ごめんなさい。」って泣きながら謝ったよ。
「死にたくなったらいつでも言え・・・ ママが殺してやるから・・・」ってママも泣いてた。
そのことがあって、なんかふっ切れたね。っていうか悩んだってどうしようもない事じゃん。
あのとき不登校になってたら、私は弱い人間のままだったと思う。
殴られてよかった。殺されかけてよかった。ママには本当に感謝している。
宍戸 江利花(アジャ・コング)