09/04/07 14:33:17 4+7XiIdk0
>>550
できれば写真屋を入手すべき。
藤で補正するなら、白色化・コントラストは使用しない。
輝度補正、lmap(トーンカーブ機能)などを使う。
藤-Resizer-による、かなり手を抜いた漫画電子化画質補正方法の例
1 サイズは、「大きさの指定」を絶対指定にして、高さ1400~1600ピクセルぐらいに縮小。
今使用しているモニタが縦1200ピクセルぐらいだとしても、将来のことを考え、このくらい大きめに仕上げるのが無難。
読むときはビューア-で調整。
2 藤-Resizer-のフォルダをコピーする。1つはカラーページ用設定とし、もう1つは白黒ページ用設定とする。
3 「設定」メニューにあるJPEG画質はカラーページ90ぐらい、白黒ページ85ぐらいでやってみる。
色(特に赤色)の劣化(くすみ)、輪郭のもやもやしたノイズ、黒ベタの中の長方形状のノイズが気になる場合は数値を上げる。
ダウンサンプリング(サブサンプリング)のチェックは外しておく。
4 カラーページはサイズ縮小とJPEG保存だけ。
5 白黒ページは、「効果」メニューの輝度補正と白黒化にチェックして、サイズ縮小・JPEG保存。
「値」メニューの輝度範囲は、とりあえず-70/255ぐらいでやってみる。
黒インク部分の黒さは、スラッシュの左側のマイナス数値で調整。
大きなマイナス数値にするほど黒くなる。あまり大きなマイナス数値にしすぎると、黒っぽいものの完全な黒ベタではない描写が、潰れて真っ黒になってしまう。
紙地部分の白さは、スラッシュの右側の数値で調整。
古い本や雑誌などで、紙地部分が十分に白くなく、モヤモヤしている場合は、256以上の数値にする。
数値が高くなるほど、紙地のモヤモヤだけでなく、薄いスクリーントーン描写も白く飛んでしまう。
256以上で必要最小限の数値にする。
輝度補正の補正値は1冊ごとに設定するが、こだわる場合、カラー原稿を白黒印刷したページは白飛びしやすいので別処理。
ここまでが基本。更に、スクリーントーン描写が薄すぎると感じたら「効果」メニューのガンマ補正にチェック。
「値」メニューのガンマ比はまず1.25ぐらいでやってみて、お好みで調整(1よりも上の数値)。
お好みで「効果」メニューの輪郭強調にもチェック。「値」メニューの輪郭強調度はまず40ぐらいでやってみて、お好みで調整。