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バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ─メリルリンチがファンドマネジャーを対象に実施した4月の月例調査によると、株式をアンダーウエートにしているとの回答が、前月から大幅に減少した。
3月の株価上昇や景気回復への期待が背景。債券とキャッシュの比率を下げる動きが目立った。
調査はファンドマネジャー214人(運用額5610億ドル)を対象に行った。
株式をアンダーウエートにしているとの回答はネットで17%で、前月の41%から低下。
キャッシュをオーバーウエートにしているとの回答はネットで24%に低下し、2007年後半以来最低となった。
キャッシュの比率は前月の平均5.2%から4.9%に低下した。
リスク選好度を示す指数は12カ月ぶりの高水準だった。
同社の国際投資ストラテジスト、ゲーリー・ベーカー氏は「リスク選好度が高まってきたが、投資家はまだ上昇の波に乗る用意ができていない」と指摘。
「ファンドマネジャーは最悪期は脱したとの見方を完全には信用していないようだが、これ以上様子を見て失敗するわけにはいかないと感じている」と述べた。