09/05/01 16:17:57 IHE4zTFH0
春の観光シーズンを迎えた京都の宿泊観光客に不況が影を落としている。京都市内主要ホテルの3月の客室稼働率は前年同月比7・2ポイント低下、花見本番の4月も好調だった前年実績から落ち込む見通し。
期待された週末の高速道割引も宿泊の上積み効果は薄く、数年来の京都ブームに陰りが濃くなっている。
日本ホテル協会京都支部の集計では、主要14ホテルの3月客室稼働率は83・1%で、6年ぶりに85%を割り込んだ。前年割れは8カ月連続で、下げ幅も昨年12月から拡大傾向にある。
特に高価格帯のホテルが2月に続き軒並み二けたの下げ幅で、最大13・2ポイント落としたホテルも出ている。
同支部は「観光客の節約志向が表れている」とみており、近年増えている安価な宿泊特化型ホテルに一定流れている分もあるという。