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「辺野古」回帰に地元猛反発=首相再訪も展望開けず-普天間
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鳩山由紀夫首相は23日、就任後2回目となった沖縄県訪問で、宜野湾市の米軍普天間
飛行場をキャンプ・シュワブのある名護市の「辺野古付近」に移設すると初めて明言した。
地元への説明よりも日米合意を優先させた上、8カ月間の迷走の末、現行計画に事実上回帰した
首相の判断に、沖縄側は強く反発。合意の実現は極めて困難な情勢だ。
「大体、マスコミを通じて聞いていた通りかな」。首相から普天間飛行場の県内移設方針を
説明された仲井真弘多知事は、沖縄の「頭越し」で日米が大筋合意したことへの皮肉を込めて
こうコメント。「大変遺憾だ」などと不快感を示すと、口をへの字に結んだ。首相は小さな声で
「厳しいことは理解しています」と返すのが精いっぱいだった。
稲嶺進名護市長も首相との会談で、辺野古移設を「市民、県民への裏切り」と非難し、
「実現可能性はゼロに近い」と断言。首相は「気持ちは分かりました」と応じるしかなかった。
今月4日に続いて沖縄を訪れた首相。だが、地元の空気は前回以上に厳しく、
首相が足を運んだ県庁や、2000年の沖縄サミット(主要国首脳会議)で使われた
「万国津梁館」の周囲はともに、「鳩山帰れ」のシュプレヒコールに包まれた。首相自身が
意欲を示していた住民との2回目の対話集会も、当初は名護市内での開催が模索されたものの、
安全面などの理由から断念したという。
首相はこの日、太平洋戦争中に米潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の記念館を視察した。
県民感情に配慮しての行動とみられるが、ここでも首相批判の強烈なやじを浴びせられた。
政権不信の高まりは地元経済界も無視できず、首相との意見交換のテーマを経済情勢から
基地問題に変更。出席者は「知事や県民と同じ立場でやっていく」と伝えた。
再訪問の日程を終えた首相は、「最低でも県外」と約束して県民の期待感を高めた末に
失望させた自らの言動に関し、記者団に「真摯(しんし)に反省し、おわび申し上げて、
しかし、現行案ではないが辺野古沖にせざるを得ないという状況を丁寧に説明するしかない」と
述べた。一方、稲嶺市長は首相との会談後、記者団が「歩み寄る余地はあるか」と
質問したのに対し、「全くない」と言い切った。(2010/05/23-20:43
>現行案ではないが辺野古沖にせざるを得ない
どこら辺が現行案じゃないんだろう・・・?