10/05/18 03:18:56 zDi5D7d7
米財務長官とバルニエ委員、バーゼルIIIで協議-資本厳格化に圧力
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
5月17日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)首脳が債券市場てこ入れに向けた
最大7500億ユーロ(約85兆円)規模の金融支援策を発表した2日後、
EUの行政執行機関である欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)は
ガイトナー米財務長官と一緒にスコーンを食べ、コーヒーを飲んでいた。
バルニエ委員とガイトナー長官のワシントンでの会談のメニューには、
バーゼル銀行監督委員会が検討している新たな国際ルールも掲載されていた。
会談後の声明文で、「資本や流動性の基準厳格化」を推進する姿勢を確認した。
12日に行われた今回の会談は、バルニエ委員が米国の銀行関係者や規制当局者、
政府当局者との間で先週実施した一連の会合の1つで、
世界的な銀行規制設定で政治家の重要性が強まっていることを示唆した。
バーゼル銀行監督委員会は、20カ国・地域(G20)が設定した12月の期限に間に合うよう急いでいる。
一方、資本拡充を迫られる銀行はこの痛みを緩和しようと、愛国心に訴えている。
米財務省の元弁護士で現在は法律事務所ポール・ヘースティングス・ジャノフスキー・アンド・ウォーカー
のシニアパートナーを務めるV・ジェラード・コミジオ氏は
「各国政府は自国の銀行の資本基準にもっと関与する必要性を理解している」とし、
「従って協議は規制当局だけでなく、財務相や国家のトップも巻き込みつつある」と述べた。
続く