10/05/17 17:01:46 R3O0k3le
5月3日から7日にかけて訪中した北朝鮮の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)労働党総書記に対して、
中国の温家宝首相は、「国連安保理が決めた制裁に違反する援助はできない」と、支援要請を拒否した。その
ため、金総書記は日程を切り上げて帰国したという。中国では、インターネットメディア「新民網」などが同
記事を掲載したが、環球網、網易はいったん掲載した後で、削除したもよう。
温首相は6日、昼食会などで「中国は、国連安保理が決めた制裁事項を超えての援助はできない」と、金総書記
に直接話した。金総書記は、同国がデノミの失敗で食料や経済で極めて厳しい状態になったため「破格の援助」
を期待していたという。しかし中国側は、安保理常任理事国である中国が、みずからも賛成票を投じた制裁決議
に違反することはできないと、拒絶した。
金総書記の訪中にやや先行する形で、同国の「血の海歌劇団」が北京を訪れ、中国の古典小説「紅楼夢」にもと
づく、同題の創作歌劇を上演していた。当初は、温家宝首相と金総書記が一緒に観劇する予定だったが、金総
書記は予定を切り上げて「緊急帰国」したという。
記事によると、北京市内の消息筋が温首相の「支援拒否」と金総書記の「不興」を話した。
同記事は日本時間午後3時50分現在、香港系の鳳凰網が掲載。大陸系では新民網が掲載しているが、環球網、
捜狐、網易などはいったん掲載したが、その後、見当たらなくなくなった。削除したと思われる。
URLリンク(news.searchina.ne.jp)