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壮・老年層上位10%が全体資産半分保有
50才以上世帯資産不平等>所得不平等
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(ソウル=聯合ニュース)チョン・ジュホ記者=我が国50才以上の壮・老年層は上位10%が全体資産の半分に近い49.3%を保有した
ことが分かった。 資産不平等が所得不平等よりもっと深刻だという意味だ。
韓国保健社会研究院ナム・サンホ研究委員は18日'我が国中・高齢者世帯の資産分布現況分析'報告書で50才以上中・高齢者が
いる5千110世帯の資産分布現況を分析した国民老後保障パネル(KReIS)資料を根拠でこのように明らかにした。
報告書によれば中・高齢者世帯の総資産で借金を抜いた純資産占有率は上位1%が全体純資産の12%を,上位5% が34%を,そして
上位10%は全体純資産の半分に近い49.3%を保有している。
これは上位1%が総所得の8.2%を,上位5%が23.4%を,上位10%が36.1%を占めているという所得占有率と比較して'所得より資産の
集中度が高い'という事実が確認可能だ。
資産階層を各々3分の1で分けて,上・中・下で分類すれば上位階層の資産占有率は何と82.2%に達した。 上位階層の総所得占有率
72.5%と比較しても資産の上位階層集中度が高いという事実がもう一度確認される。
中位階層は純資産の17.8%を保有して下位階層は0%を占めていたがこれは総資産と総借金がほとんど同一だという意味だ。
合わせて中・高齢者世帯の純資産ジニ係数0.7102と総所得のジニ係数0.5869と比較しても純資産の不平等度がはるかに大きい。
所得,または資産分配の不均衡程度を現わすジニ係数は0と1の間の値段を持つのに1に近いほど所得分配の不平等程度が高いと
いう意味だ。 去る1980年代だけでも我が国は日本,オーストラリア,スウェーデンなどと同じように資産ジニ係数が0.5~0.6水準
で不平等度が低かったが今は不平等度が最も激しい米国(0.8)に近づいていることだ。
これらの世帯の純資産は、不動産資産の大部分を占めており、金融資産およびその他資産は、微々たる水準だった。 これに伴い
不動産資産が純資産不平等の大部分(92%)を説明する要因で現れたし,金融資産(8%)と他資産(1%)は微小だった。
(1/2)つづく