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辺野古案修正、米と協議=普天間問題の打開模索-政府
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米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、岡田克也外相が23日にルース
米駐日大使と都内で会談し、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移す
現行計画の修正をめぐり、協議していたことが25日、分かった。同問題の5月末決着が
絶望視される中、米側が現行計画を「唯一実現可能」としていることから、その修正による
打開を模索したものだ。しかし、県内移設に対する沖縄の反発は強く、修正案も同意を
得られる見通しはない。
政府関係者は25日、岡田外相とルース大使の協議に関し、シュワブ沿岸案の修正が
可能かどうか話し合ったことを明らかにした。ただ、「現行計画を主張している米側から
切り出した」とし、修正は日本側からの提案ではないと強調した。
鳩山由紀夫首相は24日、「辺野古の海が埋め立てられることは自然に対する冒涜(ぼうとく)
と感じる」と現行計画による決着を否定した。首相のこうした意向を踏まえ、米側との
協議では、埋め立てを伴わない、くい打ち桟橋方式や浮橋方式による代替施設建設で
米側が受け入れ可能か、話し合われたもようだ。
ただ、防衛省幹部はこれらの方式について「生態系に与える影響は埋め立てとさほど
変わらない」と指摘。別の同省幹部は「米側は微動だにしていない」と米側は大幅な
修正は受け入れないとの見通しを示した。
一方、政府高官は25日、首相が沖縄県外への移設を目指していることを挙げ、「まずは
(鹿児島県の)徳之島だ」と述べ、地元の強い反対にもかかわらず、引き続き徳之島への
ヘリ部隊移転を軸に調整を続ける方針を示した。