10/03/30 13:08:24 to57yD5Q
外国人記者で日本政治について書いている人で、あまりまともな記者はいないのですが、中でも「政権交代必要論」
を書き続けてきたロイターの主任東京特派員、リンダ・シーグとか、FTのDavid Pillingとか言う人たちは、自民党政権
が単独支配で腐敗し、改革への熱意を失っているという安っぽい政権交代万能論のような事を言ってきたので、その
ために昨年の民主党の大料理に大いに期待していたわけです。
もともとの認識が朝日新聞並みの薄っぺらさなので彼等の分析は話にならないのだけれど、流石に最近の混乱混迷
連立与党の無能と無責任には呆れているようで、何故そうなるのか理解できていないように見えます。
欧米の保守と革新の二大政党制度になぞらえるのは誤りであった、という事には気がついたようなのですが、民主
党の中の連合に依存する勢力、プロ市民の出来損ないのような人たち、自民党から脱利した成れの果てのような人
たちについて、彼等は事実認識が不十分です。こういう人たちというのは、言ってみれば「職業あるいはライフスタイ
ルとしての批判勢力」をやってきたために、国家の運営というようなことには全く能力も知識経験の蓄えも無いのです。