10/03/30 09:15:43 fS0Hhkw0
>>494
つづきです
証券会社が1年に二回だけ報告書をだせば良いとしている理由は、コスダック市場上場規定と金融投資協会の自律規
定が食い違っていることもある。コスダック市場上場規定には‘上場法人は財務状況などを上場日から2年間、半期につき
1回以上分析してホームページに掲示する義務がある’とされている。金融投資協会自律規定には‘1年間に2回以上’と
されている。
○投資家保護ために規定強化するべき
証券会社が規定を守らなくても、コスダック本部が規制できる手段がないのも‘モラルハザード’をあおる要因だ。ひとま
ず上場したら、機関などが関心を持たない限り‘お金’にならない点も一つの要因だ。
最近韓国証券市場をノックしている外国企業には持ち株会社形態が多く、会社の具体的な情報を個人たちが得ることは
不可能に近い。しかも優良企業と思われていた大型種目まで上場廃止危機に直面した状況なので、個人投資家らは“いっ
たい何を信じて投資を判断したらよいのか”とため息をついている。
専門家は新規上場企業に対する情報を最も多く確保している、主幹証券会社らが取り組まなければならないと指摘する。
主幹証券会社は上場企業を分析して、需要予測を通じて適正な株価まで算定するためだ。特にコスダック市場は財務的
安定性が低下しても成長潜在力が高い企業の登竜門という特性を持っていて、主幹証券会社の情報提供義務はより一層
大きくなる。
ファン・ソンユン韓国取引所コスダック市場本部長は“報告書義務は強制せずに自律的に守るのが最良だ”として、“これ
らが出す報告書はコスダックホームページと連係して投資家に提供している”と話した。しかしある個人投資家は“企業が
出す公示を信じて今まで投資してきたが、今は公示すら信じることはできない”として、“投資家が信じるに足るほどの情報を
得られるようにシステムを構築しなければならない”と話した。
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