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2月の経常収支1億6000万ドルと小幅黒字
韓国経済|入力2010.03.29 09:29
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先月の経常収支が小幅の黒字を出した。
商品収支の黒字が拡大し、旅行収支などサービス収支の赤字が縮小されたためだ。
29日に韓国銀行が発表した'2010年2月の国際収支動向(暫定)'によれば、2月の経常収支は前月の6億3000万ドル
の赤字から1億6000万ドルの黒字に転換された。
だが、昨年同期の35億9000万ドルの黒字と比較すれば、黒字幅が減少した。 1～2月での累計経常収支も
4億7000万ドルの赤字を記録した。
2月の商品収支は、原油などエネルギー類の輸入減少などにより、黒字規模が前月の13億8000万ドルから
15億3000万ドルに拡大した。
サービス収支は赤字規模が前月の21億6000万ドルから17億8000万ドルに縮小された。 これは冬休みを利用した
海外旅行の増加などで、前月に大きく増えた旅行収支の赤字が、縮小されたのに伴ったのだ。
所得収支は、黒字規模が前月の4億7000万ドルから5億7000万ドルと少し増えた。
経常以前収支は対外送金支給が減少して、赤字規模が前月の3億1000億ドルから1億6000億ドルに減った。
一方、2月の資本収支は、2億5000万ドルの純流入を記録した。
昨年7月以後8ヶ月連続で純流入を見せているが、その規模は前月の44億7000万ドルから41億8000万ドルも急減した。
その他の投資金融機関の貸し出しが増え、借入は大幅に減り、前月の60億2000万ドル流入から23億2000万ドル
流出に転換された。
証券投資は海外債権の発行と、外国人の国内債権への投資の純流入転換に力づけられて、純流入規模が
前月の1億5000万ドルから31億3000万ドルに拡大した。
直接投資は海外への直接投資が前月より減り、流出規模が前月の16億8000万ドルから7億6000万ドルに縮小された。
派生金融商品は、流入規模が前月の5000万ドルから2億5000万ドルに増えた。