10/03/28 13:04:42 WQ2gBKjH
>>388
つづきです
◇石油価格も揺れて物価騰勢広がるか
農産物価格が一部急騰したのに続き、石油価格も不安定で庶民物価の騰勢が拡大する可能性が憂慮されている。石油
公社によれば25日現在、ソウルのあるガソリンスタンドが販売する普通ガソリン価格はl当たり1千998ウォンを記録した。
これは年内最高価格で2008年に次ぐ水準だ。
ガソリン価格上昇は国際原油価格の騰勢によるものだ。国際金融センターによれば17日ニューヨーク商品取引所(NYMEX)
でガソリン先物価格は2月初めより22.4%上昇したガロン当たり2.3097ドルで、2008年10月1日以来およそ1年半ぶりに最高値を
記録した。4月引き渡し分西部テキサス産原油(WTI)はバレル当たり82.93ドルを記録して、2月初めに比べて16.5%上がった。
国際原油価格上昇の勢いがしばらく持続すると展望されていて、農産物価格上昇と共に物価不安を煽る可能性がある。
蔚山(ウルサン)石油化学団地の企業は、石油価格上昇でナイロンの原料上昇を検討中とされて衣類価格上昇につながる
可能性が伺える。
オジョンソク国際金融センター研究員は“ガソリン需要増加に対する期待感と、精油設備メンテナンスにともなう供給
支障の懸念などで、国際ガソリン価格が強勢に転換される可能性が提起されている”として、“短期的に需給支障にとも
なう国際ガソリン価格の上昇の可能性が高いと見られる”と話した。
これに伴い物価上昇に事前に備えなければならないという指摘が出ている。クォン・スンウ三星経済研究所マクロ経済
室長は、“大部分の製造業者で石油化学製品を多く使うことから、石油価格上昇は物価上昇への影響が強い"として、
“現在は物価上昇率が安定した水準なので、金利などマクロ政策を使う時点ではないが、石油価格と農産物価格上昇
圧力があるので製品価格に為替レート下落を反映するようにするなど、ミクロ的な対策は検討しなければならないだろう”
と話した。
(2/2) 以上です